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リ・アース工法事業

Re Earth Method

リ・アース工法

ブロック方式

マサブロック:主材料が土の、舗装の土と同じ性能を持つブロックを使用。
施工方法は一般的なブロックと同様。

施工手順

1. 施工部分の土を掘り、除去する。
施工後の床面の高さが境界部分と高さが等しくなるように、ブロックと下地の砕石分の深さまで掘り返します。
ユンボなどの重機が入らない場所への施工も多いことから、手作業となる場合が多く、工事の範囲が広いと土の掘削作業だけでもかなりの重労働となります。

2. 下地の処理を行う。
土を必要量取り除いた後には、砕石を敷き、転圧機等で押し固めます。
砕石とは岩を砕いた大き目の砂利のようなもの。コンクリートや平板、ブロックの施工の下地には欠かせない存在です。
砕石を敷き転圧することで、地面の強度が均一に高まり、車などの重量物が載ってもへこまない構造にする効果があります。

3. 下地の砂を敷く。
砕石で固めた地面の上には、さらに砂を敷きます。砂は浸水性の高い、目の細かなものを使用します。
施工する面すべてに必要となるため、数トン単位でトラックで現場まで運び、その後一輪車などを用いて手作業で敷いていきます。
運び入れた砂はレーキと呼ばれる器具で平坦に均していきます。砂が平坦になればブロックを敷いていきます。

4. ブロックを敷く。
敷き方は一つ一つの手作業。ランダムな色使いの場合は、一定作業ごとに全体のデザインや色むらが起きていないか確認しながら、設置していきます。
曲線や隙間が生じる部分はブロックをカット加工し対応します。すべてのブロックを並び終えたらブロックに転圧をかけ、表面の高さを均一化します。

5. 目地を砂で埋める。(砂締め)
最後に硅砂と呼ばれる白い砂を目地に埋めていきます。表面に硅砂をかけ、ほうきやデッキブラシで表面を磨くようにして目地に砂を埋めていきます。
最後に表面が平らになるように、追加の弱い転圧をかけます。
駐車スペースなどの高い強度が要求される場所には、強度を高めるため珪砂の充填と転圧を再度行います。
ブロックをコンクリート等で固定しない分、下地処理と目地の砂締めが重要な工程。ブロックと砂の摩擦力によって、強固な床面を作り上げます。